西極楽寺住職ブログ
BLOG
私たちは人や物に対してそれぞれの違いを認識します。その違いに優劣をつけてしまい、差別を生んでしまうことがあるのです。
優劣をつけ差別を生むのは、自分が得た知識・経験・情報などを通して、偏った見方をすることが原因です。
もともと人にも物にも差別はないのです。にもかかわらず差別を生むのは、偏見です。
客観的に見ることができればいいのですが、自分中心の目線で見ていきますから、自分では気づかぬ内に偏った見方をしてしまうのです。
自分が偏った見方をしていないか、客観的な見方ができているか、を自分でゆっくり確認しながら過ごしたいものです。愚かな差別を生まないために。みんなが幸せに生きられるように。